熱回収の施設について

熱回収とは別名でサーマルリサイクルと呼ばれており、焼却処理を行った際に発生した熱エネルギーを集めて再利用するシステムです。



熱回収の事業の一環としては、発電所と同じような設備が建てられており、工場や家庭から発生したゴミをただ燃やして発電するだけで無く、焼却施設から発生した有害なすす等の微粒子である煤塵やダイオキシン、塩化水素や硫黄酸化物が含まれている排ガスを消石灰と活性炭を吹き込む事でろ過して綺麗にする事で環境汚染対策に万全な体勢を施しています。
熱回収の役割としてはゴミを燃やして発生した熱エネルギーを蒸気として回収し、タービンを回して発電を行う事によって工場を動かす電気をカバーしています。
他にも金属選別機を使用して鉄と不適物を取り除いた焼却灰、節炭器やろ過式集じん器より排出される飛灰も再利用されており、セメントの原料になっています。
施設に集められたゴミのリサイクルの仕組みとしては、プラットホームと呼ばれるゴミ収集車で集められたゴミを投入扉からゴミピットに投入する作業から始まり、貯まったゴミをクレーンを使って撹拌し、ゴミ投入ホッパへ投入します。投入されたゴミは焼却炉で焼却されますが、850℃以上の高温に設定する事によりダイオキシン等の有害ガスの発生を抑制する働きをします。



その後熱処理で発生した蒸気をタービンに集めて発電したり、有害な物質を取り除くろ過器にガスを通します。中央制御室では各設備に異常が無いか24時間体制で監視を行っています。